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マスジッド・イ・ジャミ(金曜日のモスク) ヘラートにある偉大なモスクはアフガニスタンにおいて最も美しいと言われている。10世紀の初めにもとのモスクがたっていたが1200年にスルタン・ ギャース・ウディン・ゴーリーが現在あるようなモスクを築いたといわれる。1943年に復興計画が始められ今日も続いています。(1974年の時点)色の きらびやかさ、デザインの豊かさは、中庭に足を踏み入れた人ならその素晴らしさを忘れられないといわれてます。中庭の柱は戦死したアフガニスタンの兵士を 記念しています。 |
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中庭から見た美しいイーワーン。空のいろと対をなす ような青色のタイルが見事に映えます。空の青さがタイルの青さをさらにひきたててるようです。青は藍より出でて藍より青しというとこでしょうか。熱いのに これを見てるととても静寂さを感じます。どことなくノートルダムの薔薇窓を連想させます。姿、形はかわっても偉大な宗教建築はかわらないということでしょ うか。 | |
強烈な光と影のコントラストがなかなか素晴らしい。 | |
塔頂部。 | |
スルタン・フセイン・バイカラ(1468〜1506
年)のミナレット スルタン・フセイン・バイカラはヘラートを統治した最後のチムール帝。高さ45メートル。チムールの玄孫フセイン・バイカラがヘラートに拠りこの壮大なメ ドレッセを作りました。今は跡形もなく消滅し4本のミナレットがたっているのみです。1845年仏のJ・P・フェリエがヘラートを訪ねた時にはまだそのメ ドレッセは残っていて、全アジアで最も堂々とした優雅な建造物といわれていたそうです。前世紀から今世紀の初めにかけてアフガニスタン政府はヘラートの防 衛上、街の北に建つメドレッセが邪魔になるので取り壊す事にし、ヘラートの住民はアフガニスタン王に取り止めを請願したが、聞き入れてもらえずイギリスの 軍隊によって取り壊されました。現在はそんな歴史も飲み込んでなお英雄の面影を守らんとばかりに屹立しているミナレットが、寂しく見えます。 |
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ブルーモスク アフガニスタン北部のバルフ県の首都、マザリ・シャリフにある。マホメットの徒弟で第4代カリフであるハズラット・アリーの廟。 ヘラートのジャミのような壮大さはないけど青色のタイルその名の通りこちらの方がきれいです。 |
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イワーンの見上げ。中のドームのタイルが見事。 | |
足下。 | |
夕方の礼拝の様子。恐る恐るミラーアップしてそっと シャッターを切りました。 | |
途中で出会ったアフガニスタン仕様のトラック。こん なとこまで緻密なモスクの模様を感じさせるから不思議。良くここまで塗りたくったと思う。それにしても、トラックは荷物よりも人の方が多く載っているのは 何故? |
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