第5スカイビル

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	こちらの第５スカイビルは既に取壊されてしまいました。道路斜線とか北側斜線とかの解説の時によくでてきました。この形をみればそれら斜線を忠実にトレースしギリギリまで内部にとりいれたというのがよく分かります。しかし、このエレベーター機械室の飛び出しは見事です。1/8以下とはいえこの飛出しをやりたくて上部の斜壁を斜線にあわせたかのように見えます。特異な形をしてるのでよくマンガなどにもでてました。柱を曲線状に曲げて上部構造へ一体に繋げてるのがみそですね。建物の両妻側に取付けられているパイプは通気用らしいのですが、各階毎に少しずつ振ってありなにか手でもふってるようにも見えます。
	裏面のバルコニー側です。こちらも斜線ギリギリにとってるらしく左右の頂点も高さが異なってます。このボリュームを作るだけでもけっこうシビアな作業だと思います。斜線も途中で折れ曲がってます。ほんとにしびあ。外壁はもうこの時かなり汚れていてお世辞にもきれいな．．とは言えない様子でした。
	機械室の見上げです。まるでロボットの交通巡査といったかんじですね。柱を曲線状にまげてるのがよくわかります。